栄養素の豊富な青汁で食生活を改善
私達の食生活は豊かになりました。スーパーやコンビニ、飲食店に足を踏み入れれば、魅力的な食べ物がたくさんあり目移りしてしまうほどです。ですが食が豊かとなる中で、野菜の摂取量は足りていないという現実があります。食の欧米化に加えてインスタント食品やレトルトなど、手軽で便利な食べ物が増える半面野菜を食べる機会が減っているのが現状です。野菜不足は身体に深刻な状態をもたらします。まずビタミン・ミネラルなどの栄養素の不足から肌が荒れ、食物繊維不足が便秘を引き起こします。さらに野菜不足が続くと、免疫力の低下を引き起こし様々な病気にかかりやすい状態になります。厚生労働省は、1日の野菜摂取量の目安を350gとして推奨しています。ですがそれだけの量を毎日計算しながら食べ続けるのはとても大変です。それを手軽に毎日補う方法があるとしたらどうでしょう。多くの方から注目を浴びている青汁という健康食品があります。粉末状の物から、冷凍、タブレットなど様々な形でインターネットやテレビショッピング、店舗などで販売されています。手軽に摂取できるというメリット、さらに飲みやすさから人気を高めている商品です。それでは青汁の栄養素について見ていきましょう。青汁の主原料にはケールや明日葉、大麦若葉などが選ばれています。それは、ビタミン・ミネラル・葉緑素・食物繊維・葉酸・カリウム・ルテイン・GABAなど高い栄養素が豊富に含まれる野菜だからです。ケールは野菜の王様と言われ、色素を構成するカロチノイドの一種ルテインを多く含んでいます。体内に入った大部分のルテインは、水晶体・網膜全体に蓄積されます。そして目の細胞組織の保護をし、目から入ってきた紫外線により発生する活性酸素を抑制、排除してくれます。不足すると様々なトラブルを目にもたらす可能性があるのでとても重要なものです。日本原産の明日葉は、不老長寿の妙薬とも呼ばれています。カリウムやカルコンが多く含まれています。カルコンは内臓脂肪を減少させ、血中コレステロールの減少に繋げる事で動脈硬化のリスクを低下させてくれます。また、血糖値を下げたり、肥満を抑制したりする効果があります。さらに末梢血管を拡張させ血液循環を良くします。カリウムはナトリウム(食塩)の排出を助け、高血圧やむくみ改善に効果を発揮します。大麦若葉は世界最古の一つと言われる穀物、大麦の新鮮な若葉を摘み取ったものでSOD酵素を多く含んでいます。青汁で効率よく野菜を補給し健康的な毎日を過ごしましょう。