青汁は、1歳から飲ませても大丈夫
1日に飲む青汁の量に、特に決まりはありません。極端なことを言えば1日何杯飲んでもかまいません。普段から野菜を多く食べている方は、1日100ミリリットルを飲めば十分です。野菜を食べることが少ない方は、1日400~500ミリリットルを飲むようにしましょう。上限に決まりもないので、飲みたければたくさん飲んでも構いません。1日何杯も飲みすぎたとしても、体に害はありません。また、1日何杯飲んでも構いません。500ミリリットルを一度に飲んでも良いし、苦手な場合は何杯かに分けて飲んでも良いでしょう。賞味期限も約2年と長いので慌てる必要もありません。ご自身にあった分量を探ってみてください。ただし、健康に良い飲み物ですが、飲んではいけない人がいます。腎炎などで腎臓の機能が低下している場合、青汁は飲んではいけません。腎臓の働きが悪くなるとカリウムの排泄が悪くなるため、血液中のカリウムが増え、カリウム中毒になってしまう可能性があります。また、バセドウ病などで甲状腺が腫れている場合に青汁を飲むと、腫れがひどくなる可能性があるので注意しましょう。心配な場合は、医師に相談してから、青汁を飲むようにすると安心です。飲むタイミングについても決まりはなく、食前・食後・就寝前・朝食後など、いつでも良いです。毎日忘れずに続けることが大切ですので、飲む時を決めておくと毎日の習慣になりやすくお勧めです。薬ではなく野菜ジュース・食品なので、特に決まりはありません。言い換えれば「1日にどれくらい野菜を摂取するか」ということで、多すぎるという事はありません。ただし、いきなり多量の食物繊維を一度に摂取すると下痢や便秘になる可能性があるため、少なめからはじめることをお勧めします。初めて飲む場合は、1日1杯から始めるのが望ましいでしょう。しかし、これはあくまでも目安なので、お財布と相談して、という感じで決めてしまっても問題ないかと思います。また、粉末タイプにはいろいろな飲み方があります。この1包分をコップ1杯分(100cc)の牛乳や水で溶かしたものを、1日に2、3回飲むのが適量です。水溶性ビタミンはたくさん摂りすぎても排出されますが、脂溶性ビタミンA、D、E、Kは、摂取し過ぎると過剰症という副作用を起こす場合がありますので、体にいいからと言ってたくさん飲み過ぎると逆効果になってしまいます。効能を最大限に引き出すには、毎日適量を長く継続して飲み続けるのがベストな方法だと言えます。健康によいので1日何杯も飲んだほうが体によいだろう、と考えるのは大間違いです。ところが体に良いと言われている成分でも、体内に過剰に蓄積されてしまうと副作用を起こしてしまうものもありますし、水溶性ビタミンは多く摂取しても消化吸収されない分は蓄積されず、排出されてしまいます。過ぎたるはなお及ばざるがごとしということです。基本的には普段の食事での野菜摂取量に応じて調整して飲むとよいでしょう。